玄関はお家の顔とも言える重要な部分です。
その重要な玄関タイルには、意外と知られていない落とし穴が潜んでいます。
えっ?そんな落とし穴があるの?
失敗すると、後悔する部分だよ!
見た目が良いデザイン性に惑わされがちですが、実は機能性が非常に大事です。
そこで、本記事では建築業界に15年以上携わっている私が、玄関タイルの失敗例を中心に選び方や注意点について詳しく解説します。
- 玄関タイルの失敗例
- 玄関タイルを失敗したいために注意点
- 玄関タイルを選ぶ時のポイント
ぜひ最後まで読んで、失敗しない玄関タイルにしましょう。
玄関タイルのよくある失敗例
玄関タイルのよくある失敗例を教えて!
失敗例を解説していくよ!
素材に関する失敗
玄関タイル選びで多く見られるのが、素材選びの失敗です。耐水性や耐久性が不足している素材を使用すると、雨や雪といった気象条件によりタイル自体が痛みやすく、滑りやすくなることがあります。タイル選びでは、使用環境に適した素材を選ぶことが重要です。
色やパターンの選択ミス
色合いやパターンにおいても、玄関全体のデザインとの調和を考えなければなりません。
個性的なデザインも魅力的ですが、時には周囲の建築様式との不一致が指摘されることも。タイルの色や柄は長期にわたって快適に感じるものを選ぶことが肝心です。
寸法とサイズの不一致
正確な計測を怠り、タイルが合わない問題も発生します。
タイルのサイズが合わないと、無理に合わせて施工することになり、見た目が悪くなるだけでなく、将来的なトラブルの原因ともなります。
施工の失敗
施工段階でのミスもよくある失敗例です。
例えば、接着剤の使いすぎや下地処理の不備がタイルの剥がれやずれの原因に。施工は慎重に行い、専門的な知識と経験を持つ業者に依頼するのが賢明です。
メンテナンスのしにくさ
タイルは汚れやすく、メンテナンスが煩雑になるものもあります。
掃除が困難な素材やデザインを選んでしまうと、見た目の美しさが損なわれるだけでなく、清潔感を保つことが難しくなります。
耐久性の見込み違い
多くの方が見落としがちなのが耐久性の誤評価です。
低価格で魅力的なタイルでも、耐久性が低いと数年で交換が必要になることも。
長期的なコストを考慮し、耐久年数と保証を確認しておくべきです。
タイル選びの基本
素材の種類と特性
玄関タイルの素材は陶磁器、石材、ガラスなど多岐にわたります。
各素材には固有の特性があり、陶磁器タイルは耐摩耗性に優れ、石材タイルは自然な風合いが魅力です。
素材ごとの特性を踏まえ、利用環境や好みに合わせた選択を行いましょう。
タイルの色の選び方
タイルの色は玄関の雰囲気を大きく左右します。
明るい色は開放感を与え、暗い色は落ち着いた印象を生み出します。
周囲の環境や建物との調和を心掛け、長期にわたって飽きのこない色を選ぶことが大切です。
柄やサイズについて
柄物のタイルは空間にアクセントをつけることができますが、大胆な柄は後になってから合わせにくい場合もあります。
また、タイルのサイズは施工面でも重要な要素で、小さなタイルは細かな作業が必要となり、作業時間が長くなることも予想されます。
機能性とともに、将来的な変更のしやすさも考慮しておくと良いでしょう。
価格帯の理解と予算設定
タイルの価格には幅があり、高品質なものほどコストは高くなりますが、長期的な視点でみればその価値は見合ったものと言えるでしょう。
予算内で最適なタイルを選ぶためには、初期費用だけでなく、メンテナンス費用や耐久年数を含めた総コストを検討することが必要です。
長期的な観点とメンテナンス
定期的なメンテナンスの大切さ
玄関タイルは定期的なメンテナンスによって美しさと機能性を長く保つことができます。
汚れが付着しにくい素材や表面処理を選ぶことも大切ですが、日頃の掃除を怠らないことが何よりも重要です。
タイルのクリーニング方法
素材に適したクリーニング方法でタイルを清潔に保ちましょう。
例えば、石材タイルには中性洗剤を使用し、余計な水分はしっかりと拭き取ることが望まれます。
適切なメンテナンスによりタイルの寿命を延ばし、長期にわたって良好な状態を保つことが可能です。
修復方法と交換時期
タイルが損傷した場合、素早い修復作業が求められます。
ほんの小さな割れや欠けも、放置すると大きな問題に発展することがありますから、早めの対応が大切です。
また、タイルの寿命を迎えたら、新しいものに交換することで玄関の安全性と美観を維持できます。
耐久性を高めるコツ
タイルの耐久性は、選択の段階と施工の方法によって大きく左右されます。
耐摩耗性に優れたタイルを選ぶこと、施工は下地から丁寧に行うことで、タイルは長く美しく機能します。
デザインとの調和
玄関全体のコンセプト設計
玄関は家の顔ともいえる部分です。
タイルの選択にあたっては、建物全体のデザインコンセプトを理解し、統一感のある美しい玄関を作り上げることが望まれます。
理想の玄関づくりには、建築家やインテリアデザイナーとの連携が有効です。
タイルと建築スタイルのマッチング
タイル選びにおいては、建築スタイルに合ったデザインや色を選ぶことで、調和の取れた空間を創出できます。
モダンな建物にはシンプルで洗練されたタイルが適している場合が多く、伝統的なスタイルではナチュラルな素材感のあるタイルが望ましいでしょう。
アクセントになるタイルの選び方
アクセントタイルは玄関に個性を持たせる要素となりますが、無計画に選んでしまうと不調和に繋がる可能性があります。
全体のデザインとバランスを考慮しつつ、ポイントになるタイルを慎重に選ぶことが肝心です。
実際の失敗事例から学ぶ
事例1:素材選びを誤った結果
玄関タイルに大理石を選んだが、光沢が失われてしまう事例があります。
大理石は美しいものの、傷がつきやすく、雨などで滑りやすいという問題も。適切な素材選びが重要です。
事例2:デザイン重視で機能性を失ったケース
デザインを優先して選んだタイルが、実際には滑りやすく子どもが転んでしまった事例も。
機能とデザインのバランスが取れていない選択は避けるべきです。
事例3:寸法ミスによる追加コスト
寸法を間違えて注文し、現地で切断が必要になった結果、追加工事に高額のコストが発生した例もあります。
正確な計測が非常に重要です。
事例4:施工ミスとその後の対策
施工業者のミスでタイルが浮いてしまった例がある中、信頼性の高い業者選びが必要とされます。
また、施工保証を確かめ、万が一の際の対策も検討しておくべきです。
事例5:メンテナンス不足による長期問題
掃除を怠ったため汚れが蓄積し、見た目が悪化した事例もあります。
継続的な清掃と定期的なメンテナンスの実施が求められます。
事例6:予算オーバーとその回避策
設計段階での見積もりミスにより予算オーバーに陥った事例には、最初から余裕を持った計画を立てることが有効です。
予想外の出費を避けるためにも、コスト管理は丁寧に行う必要があります。
我が家の玄関タイルはグレーです。
グレー色のタイルは、基本バランスの取れた色だと思います。どのタイプの家にも合うので、無難だとも言えます。
タイルの色で家の印象も変わる大事な部分です。
掃除の事も考えておかないと、カッコいい家、オシャレな家だけど汚いではみっともないですよね・・・。
ちなみに、グレーのタイルは汚れが目立つ時もありますが、
大きく目立つ事もなく、汚れたら掃除すればほとんど気になりません。
個人的にはおススメします。
しかし、実際には汚れや埃に関しては周りの環境に左右される事が多いので
どのタイルが良いか悪いかは住んでみないと分からない事は多くあると思います。
使い始めて初めて気づく・・・そういった事を少しでも避けるために、このブログを参考にしてくれると幸いです。
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