チラシや広告で「コミコミ1,000万円の家」をよく見たことがありませんか?
本当の本当に1,000万円で家を建てることって出来るの?なんか怪しい…って思っていませんか?
うん。なんか欠陥住宅にならないかなーって心配…
実際に建てれるし、家も問題なく生活出来るよ!
しかし、なぜそんなに安いの?保証とかは問題ない?といった疑問もありますよね。
そこで、建築業界に15年以上携わっている私が、コミコミ1,000万円で家を建てる際の注意点や実際にコミコミ1,000万円の家が建てられるハウスメーカーについて詳しく解説します。
- コミコミ1,000万円の家の良い口コミ・悪い口コミ
- コミコミ1,000万円の家の注意点
- コミコミ1,000万円の家が建てられるハウスメーカー
- コミコミ1,000万円の家に向いている人
コミコミ1,000万円の家が気になるけど、建てるかどうか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
コミコミ1,000万円の家を実際に建てた人の評判・口コミ
コミコミ1,000万円で実際に家を建てた人の口コミを知りたい!
実際に建てた人の口コミを紹介するよ!
口コミの調査方法
クラウドワークス及びTwitterにて実際にコミコミ1,000万の家を建てた人限定して口コミを集めています。
実際の内容かどうか確認をして掲載しております。
また、分かりにくい文章は回答者の意見が変わらない内容で修正をしています。
皆さんの意見もお聞かせ下さい。
良い評判・口コミ
特に不便なく住んでます。前はアパートに住んでましたが、アパートと比べると快適です。
40代に支払いが完了する予定なので、老後の心配もいらないですし、家は快適です。
安く家を買えたので、新しく家電・家具をそろえることが出来ました。欲しい家・家具・家電を手に入れて満足しています。
これから子どもがもう一人増えても、無理のない範囲内なので安心しています。育児休暇で収入が厳しくても無理のない範囲なので安心です。
部屋の広さは正直大きくはありません。部屋数も決して多くはないけれどその分、掃除が楽なので個人的には満足しています。
悪い評判・口コミ
想像していた以上に狭いです。生活が出来ないレベルではありませんが、せっかくのマイホーム!もう少し広い方がよかったかも…
子どもに一部屋与えることが出来なかったので、子どもに申し訳ない。もう一部屋ある家の方がよかったかな…
収納がなくて部屋が散らかる!収納を作れば解決できたので、収納は多くあった方がいい!
やはり価格が安い分、広さや部屋数が少ないことの不満がある人が多いようです。
家族の人数に合う広さ・部屋数なのかを事前に確認すること・収納を増やすことが成功のカギです。
コミコミ1,000万円の家の注意点
コミコミ1,000万円の家を建てる時の注意点は何があるの?
注意点を解説していくよ!
設計の自由度が低く間取りや外観がシンプルなことが多い
コミコミ1,000万円の家のようなローコスト住宅の場合、設計の自由度が低く間取りや外観がシンプルになることが多いです。
どうしてシンプルになるの?
シンプルじゃないと壁や柱の量が増えて費用が高くなるからね!
そのため、ローコスト住宅を建てるとなると、総2階で凹凸のないシンプルな家を建てることが多くなります。
また、コミコミ1,000万円で家を建てるとなると、仕様を統一させて一括大量仕入れや施工効率アップのために規格住宅を建てることが多いです。
規格住宅は、プランの中からデザイン・間取り・設備などを決めていくことになるため自分で選べる自由度が低くなります。
規格プラン以外の仕様に変更すると一気に価格が上がるため注意が必要です。
設備や内外装のグレードが低いことが多い
コミコミ1,000万円の家に使われている住宅設備は、安い価格帯のものが使われていることが多いです。
そのため、機能性や利便性に劣る場合があります。
外壁材やキッチンとかのグレードも低いってこと?
可能性はゼロではないけど、必ずしもそうとは限らないよ!
グレードの高いものに変更することも可能です。
その場合は費用が高くなってしまうため、コミコミ1,000万円で家を建てるのが難しくなるでしょう。
土地代は含まれていないケースが多い
コミコミ1,000万円には土地代が含まれておらず建物代のみの価格となるケースが多いです。
土地は含まれていないってことね!
土地を含めると、2,000万円以上になるかもしれないよ!
コミコミ1,000万円はどこまでの費用が含まれるのか(土地が含まれているかなど)は必ず確認するようにしましょう。
維持費が高くなる可能性がある
キッチンやドア・屋根や外壁材のグレードが低いと、その分耐久性が低いケースがほとんどです。
耐久性が低いとどうなるの?
故障やメンテナンス頻度が高くなるかもしれないよ!
住み始めてから、キッチンやお風呂などの設備や、外壁塗装などのメンテナンスなどがかかり、安く家を購入したのに維持費でお金がかかる場合も出てくるでしょう。
コミコミ1,000万円の家を建てる場合は、家の保証内容をしっかりと確認しましょう。
住宅性能が低くランニングコストが高くなる可能性がある
コミコミ1,000万円の家は住宅性能が低い可能性があります。
住宅性能が低いとどうなるの?
ランニングコストとが高くなるかもね!
例えば、高気密・高断熱住宅の場合、高いコストをかけて最高グレードの断熱材を使用しなければなりません。
しかし、コミコミ1,000万円の家は、断熱材も通常品(通常品でも悪くはない)を使っている可能性が高いです。
高気密・高断熱の比べて、冷暖房効率が下がり電気代が高くなってしまう可能性があります。
結果的にンニングコストが高くなる可能性があるため、安く住宅を購入してもお得であるとは限らないことを頭に入れておきましょう。
保証・アフターサービスが良くない可能性がある
大手のハウスメーカーの場合、60年の長期保証があることも少なくありません。
しかし、ローコスト住宅の場合、保証期間やアフターサービスが長期間にない可能性も高いです。
瑕疵保証は引き渡しから10年間は義務付けられているため、引き渡しから10年間は保証が必ずついています。
ただ、10年目以降の保証に関しては、ハウスメーカーや工務店によってバラバラです。
そのため、10年目意向の保証やアフターサービス(特にシロアリ・住宅設備関係)は必ず確認しましょう。
コミコミ1,000万円の家はどのハウスメーカーで建てられる?
コミコミ1,000万円の家が建てられるメーカーってどこがあるの?
建てられるメーカーを8社紹介するよ!
一部は1,000万を超えているメーカーもあります。
いろはこ:685万円のおうち
いろはこは、静岡県を中心に展開しているメーカーです。
3LDKの2階建を685万円で建てられるローコスト住宅メーカーです。
685万円は安い!
これなら土地にお金が掛けれるよね!
- 全室LED照明
- オール電化
- 家賃並みのローン支払いで無理なく返済
家賃並みのローン支払いにもかかわらず、庭付きマイホームを実現できます。
アーネストワン:クレイドルパレット780
クレイドルパレット780は、飯田グループホールディングスのアーネストワンの規格注文住宅プランです。
間取りは1DLKを価格は780万円〜で購入できます。
- 300種類以上の規格プランから自分達の生活に合った間取りを選べる
- 徹底したコスト管理により良質な住宅をローコストで提供
クレイドルパレット780の大きな特徴は、可変型間取り設計です。
可変型間取り設計って何?
後から間取りを変化させやすいようになってるんだよ!
例えば、子どもが成長して成人したときにでも柔軟に間取りを変化できるこよがコンセプトになっています。
タマホーム:シフクノいえ プレミア
タマホームは、ローコスト住宅ハウスメーカーの中でも、実績No.1です。
シフクノいえ プレミアは、平屋では1,087万円〜、2階建では1,149万円〜購入することができます。
- 標準設備をメーカーから大量購入し高品質な製品を低コストで提供
- 最長30年長期保証・点検システム
- 耐震等級3に対応
平屋はワンフロアのフラットでシンプルな空間構成で段差がないため、年齢を重ねながら日々の生活を楽しめる住まいになっています。
将来にも不安がない設計ってことね!
大きなメーカーだから将来的にも安心できるしね!
2階建は、1階部分は1プラン、2階部分は3タイプから間取りを選べるシステムになっています。
家族構成の変化に合わせて柔軟に対応しています。
ライフレーベル『ZERO-CUBE+FUN』
ライフレーベルの「ZERO-CUBE+FUN」は、凹凸のないキューブ型の建物です。
ライフスタイルに合わせて必要なものを足していきながら、家づくりを行うスタイルのローコスト注文住宅です。
ベースとなる本体価格は1,100万円でそこからオプションを付けていく形になります。
- シンプルな四角い外観
- 豊富な+FUNのオプション
- ガルバリウム鋼板の外壁・屋根
- リビング全体が見渡せる対面キッチン
この外観おしゃれで好き!
シンプルでおしゃれだよね!
基本性能のクオリティーを大切にしながら徹底的に無駄を削ぎ落としたシンプルで美しい外観です。
また、凹凸を無くしたことで広々とした室内空間を実現しています。
秀光ビルド『UL-J』
秀光ビルド「UL-J」は、自由設計のローコスト住宅です。
建物本体価格以外の水回り設備、建築経費、アフターサービス保証などを全て坪単価に含めたコミコミ価格で1,105万円から購入が可能です。
- 親水コーティングで汚れにくい外壁
- アルミ樹脂サッシを使用した断熱にも力を入れている仕様
- 優れた耐久性と、高級感のある防災瓦を使用
UL-Jは、仕入れ価格を抑えるために本部一括でメーカーと直接取引をしています。
一括取引は安く仕入れることが出来るからこの金額も納得だね!
品質が悪いわけじゃないってことね!
また、効率の良いスケジュール管理によって工期の短縮化でローコストを実現しています。
いえとち本舗:イエテラス シリーズ
いえとち本舗のイエテラス シリーズは、総延床面積25坪で1,198万円から購入が可能なローコスト住宅です。
- 耐震等級3に対応
- 人工大理石カウンター
- 浄水器内蔵ハンドシャワー
- 高性能ハイブリッドサッシ
- 太陽光発電システム
- 実質光熱費0円のZEH住宅を標準仕様
価格の割には…標準仕様で良いよね?
この金額でのこの仕様はすごくお得だよ!
この価格帯にもかかわらず、標準設備は高品質なもので揃えられているため快適な暮らしになること間違いなしです。
アイダ設計:スイートハウスプラス
アイダ設計のスイートハウスプラスは、2階建て3LDKが1,298万円〜でを建てることができます。
スイートルームのようなスタイリッシュな外観や新しい生活様式に対応した注文住宅です。
- 高い防犯性と便利な機能を両立した:玄関電子錠-カードキー
- 宅配の受け取りを非対面として接触を減らす:宅配ボックス
- 帰宅してすぐに手洗いうがいができる:ただいま洗面台
全部、この機能欲しい!
オプションじゃないところが良いよね!
便利な設備機能が標準で備えている点が、スイートハウスプラスの大きな特徴の1つです。
アイフルホーム:i-Prime7
アイフルホームのi-Prime7は、ウェブサイト「web housing (ネットではじめる家づくり)」を立ち上げた際に開発された商品です。
価格を1,000万円台で抑えながらも、性能の高い設備を標準化しています。
- スタイリッシュな外観
- 豊富なプラン
- 屋内の事故を防ぐ安全性の高さ
- 充実の保証システム
- 長く住まえる家
- 高い快適性
- 家族のつながりを大切にする絆設計
ウェブサイトを使うことで人件費の削減・完全規格化することでローコストを実現しています。
※2023年9月現在は販売を一時中止しています。
コミコミ1,000万円の家に向いている人の特徴
コミコミ1,000万円の家ってどんな人に向いているの?
どんな人に向いているかまとめてみたよ!
気になる場所へタップして移動できます。
月々の支払いをできるだけ抑えたい人
コミコミ1,000万円の家は、月々の支払いをなるべく安く抑えることが可能です。
子どもが大きくなるとお金が掛かってくるので、できるだけ住まいにはお金をかけたくない!でも一戸建てが欲しいって思っている人にはピッタリです!
確かに…家よりも家族が大事だもんね!
子どもの習い事にお金を掛けたいとか優先順位はあるからね!
規格住宅で間取りや形が決まった住宅でも良い人
コミコミ1,000万円の家は、規格化された住宅が一般的です。
規格化ってどういう意味?
間取りや形が決められているってことだよ!
間取りや形(外観など)に大きなこだわりがない人は、コミコミ1,000万円の家で満足できます。
今は、規格住宅でも充分におしゃれで、使い勝手の良い間取りの家が多いです。
家族の人数が少なく部屋の数が必要ではない人
コミコミ1,000万円の家は、費用を抑えるために小さい家が多いです。
そのため、部屋数も決して多くはありません。
どれくらいの部屋数が多いの?
3LDKが多いかも!
子供に一部屋持たせてあげたいなど考えると、人数によっては不可能な場合もあります。
家族の人数が少ない(子どもが1人など)場合は、十分な広さを確保できる可能性もあります。
設備やデザインはこだわりがない人
コミコミ1,000万円の家は、住宅の基本性能は確保されています。
しかし、安く仕上げるためにグレードが決して高いわけではありません。
あったら便利って設備がないケースが多いよ!
ただし、こだわりたい場所はオプションでグレードを上げることも出来ます。
オプションを追加しすぎると、余計にお金が掛かってしまうので注意が必要です。
あまり、設備やデザインにはこだわりがない人にはぴったりです。
まとめ:コミコミ1,000万の家は事前に確認すれば問題なし!
コミコミ1,000万円の家の口コミや特徴、建てられるメーカーについて紹介しました。
価格はとても魅力的ですが、自分たちの生活では手狭に感じたり、不便に感じることもあるかもしれません。
購入する前には、注意点などをしっかりと確認して後悔のない家になるかどうかを検討するようにしましょう。
では、本日のまとめです。
実際にカタログ請求を行い、比較することで費用が安くなったと答えた人が8割以上もいます。
カタログ請求をしないと損なので、是非一括カタログ請求をおすすめします。
注文住宅でカタログ請求を行う場合は、こちらを参考にして下さい。
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