施主支給のおすすめの商品ってなんだんだろう…と悩んでいませんか?
うん…少しでも建築費用を安くしたいからね…
また、施主支給についてはこういった悩みもありませんか?
- 施主支給したらダメな商品ってあるのかな?
- 施主支給で失敗したくないけど…どうすればいいの?
そこで、本記事では建築業界に15年以上携わっている私が、施主支給におすすめな商品と向かない商品について詳しく解説します。
- 施主支給でおすすめな商品
- 施主支給でおすすめしない商品
- 施主支給でおすすめなメーカー
- 施主支給のメリット・デメリット
施主支給は価格を安くするだけじゃなく、ハウスメーカーや工務店に取り扱いがない商品を支給するといったケースもあります。
この記事を読むことで施主支給に失敗する確率はグンと下がります。
施主支給におすすめな商品11選
おすすめの施主支給アイテムを教えて欲しいな!
施主支給におすすめな商品を紹介するよ!
タオル掛け
タオル掛けは、施主支給に向いている商品です。
理由は、サイズも小さくて持ち運び安い製品です。
また、メーカーの純正品はシンプルな商品が多く個性を出したい人には施主支給がピッタリの商品です。
比較的、値段も安いものが多いからね!
自分の好きなものだとテンションが上がるよね!
DIYでも取付ができる商品のため、自分で付ける場合は打合せを行い、下地を入れておいてもらいましょう。
トイレットペーパーホルダー
トイレットペーパーホルダーはサイズが小さく現地へ持って行きやすい商品です。
正直…トイレのメーカー製品っておしゃれな製品が少ないかも…
だからこそ、施主支給に向いているんだよね!
トイレットペーパーホルダーに関しては、下地が入っていないことは考えられません。
そのため下地の心配はありません。
おしゃれなペーパーホルダーはインスタグラムでも紹介しています。
照明器具
照明器具に関しては、施主支給した方が安くコスパが良い商品です。
実際に、ネットで金額確認してみるとほぼ安くなるよ!
ただし、場合によっては施主支給を断られる可能性もあります。
えっ??そうなの??
照明器具の施主支給に向いている商品は、後で自分でも設置できるものです。
例えばダウンライトなどは打合せを入念にしておかなければ穴をあける大きさなど問題が起きる可能性もあります。
また、照明も電気製品と同じように初期不良がある可能性もゼロではありません。
その場合は、施工が悪いのか商品が悪いのかの判断がつきにくいよ!
ただ、本当にコスパは良いです。
ハウスメーカーや工務店と打ち合わせを行い照明器具の全てを支給できるようにしたいです。
可能であれば、照明器具のショールームへ行って打合せを行い定価見積書を貰いましょう。
そうすることで、ハウスメーカーや工務店と打ち合わせを行うことで失敗を減らすことが出来ます。
ペンダントライトやシーリングライトについてはインスタでも紹介しています。
カーテン・ブラインド関係
カーテン・ブラインド関係は施主支給というより、別工事にした方が安くなります。
別工事って何??
ハウスメーカーや工務店ではなくてカーテン専門店だよ!
ハウスメーカーや工務店に依頼するよりも費用が安くなります。
ただし、ある程度センスが良いカーテン・ブラインドを扱っている業者に依頼しないと失敗する可能性もあります。
カーテン 専門店 ○○←自分が住んでいるエリアで検索すると色々出てきます。
施主支給が安くなりますが、採寸の間違えなどを考えると専門店へ依頼した方が良いです。
鏡
鏡は実はおしゃれな製品が多いです。
造作の洗面台とかであれば、鏡もおしゃれにしたいよね!
鏡と洗面化粧台を分けるだけでもおしゃれ度は一気に増します。
おしゃれな洗面台にするつもりの人は是非鏡を施主支給しましょう。
鏡は割れやすい商品です。割れないように保管や置き場所に注意しましょう。
おしゃれな鏡はインスタグラムでも紹介しています。
洗面ボウル(手洗い鉢)
造作の洗面台にしたい場合、洗面ボウルもおすすめです。
洗面ボウルがおすすめない理由は、可愛らしい商品やちょっと変わった製品が多いからです。
メーカー品もあるけど、よりおしゃれを追求したい人におすすめだよ!
お風呂やキッチンなどの比べて配管を繋ぐ作業も簡単なので、あまり嫌がられることもありません。
サンワカンパニーなど造作風の洗面化粧台も人気の製品です。
IHクッキングヒーター
IHクッキングヒーターは費用対効果が高い商品です。
実際に全く同じ製品をネットで確認すると明らかに安いです。
しかも、基本的に間違えが少ない商品とも言えます。
だったら…やって損はない商品だね!
後は、ハウスメーカーや工務店側のOKが出れば是非やりたい商品です。
同じ金額で買うよりもグレードアップ出来るかもしれないよ!
室内物干し
室内物干しも大きな製品ではなく、手軽に支給できる商品です。
最近はアイアンバーの室内物干しが人気だよ!
最近は外干しよりも室内に干す人も多いので需要は高いです。
施主支給する場合でも、図面に室内物干しを付ける場所だけ明記して貰いましょう。
どうして図面に入れるの?
室内物干しは重量が重くなるから下地が必要だよ!
図面に書いてもらって下地を入れて貰うようにしましょう。
室内物干しについてはこちらで解説していますので参考にして下さい。
エアコン
エアコンに関しては、間違いなく家電量販店やネットで購入した方が安いです。
家電量販店で取付までしてもらうこともできるよね?
施主支給にせずに、家電量販店に設置までしてもらうことも可能ですが、下地や電源、そしてやはり配管の穴が一番気になるところですよね。
穴あけは何かあった時に保証対象外になるかもしれないからハウスメーカー側にしてもらいたいよね!
確かに…だから施主支給がいいのか!
ただし、エアコンはこの前買ったばっかり…などで今使っているエアコンを持って行きたい場合もあるかもしれませんが…
エアコンを移設してもすぐ壊れる…なんてこともあり得るため新品を支給する方がいいです。
詳しくは、電気工事歴24年の筆者が語る『電気工事士デポ』の【エアコンは消耗品!新居・新築に移設するデメリットを電気工事士の経験から徹底解説!】の記事を参考にして下さい。
宅配ボックス
宅配ボックスも手軽な商品です。ただ、施主支給を行うのであれば設置を自分で出来ない商品にすべきです。
自分で設置できるものは、後から購入しても変わらないからね!
宅配ボックスも色々種類があるよね?
宅配ボックスも種類がたくさんあるため、特徴を抑えながら選びましょう。
宅配ボックスの選び方についてはこちらで詳しく解説しています。
表札
表札も施主支給におすすめな商品です。
表札は、種類が色々あって選ぶことが楽しいです。
だけど、意外とここの辺りから選んでくださいって言われることが多いかも…
だったら、支給した方が良いよね!
表札の選び方についてはこちらで詳しく解説しています。
ただし、表札は特注製品なので、失敗すると捨てるしかありません。
その点だけは注意しましょう。
ちなみに、施主支給以外にも外構工事を安くする方法はあります。
施主支給で嫌がられる可能性が高い商品
施主支給で嫌がられる商品ってあるの?
ダメかどうかは、相談しながらって商品はあるよ!
ハウスメーカーや工務店によっては断られる可能性がある商品です。
しかし、ハウスメーカーや工務店が良いと言えばやった方が費用が安くなる商品となります。
気になる場所へタップして移動出来ます
フローリング
フローリングは正直、施主の方で準備がしやすい商品です。
ただ、フローリングには施主支給には問題点があります。
問題点ってなに??
フローリングをどこに確保しておく?ってことだね!
フローリングの場合は数が多いため置き場所に困りますし、現場に持って行く時に大変です。
そのため、倉庫があったりトラックがあれば簡単かもしれません。
しかし、倉庫やトラックがなければ施主支給に難しい商品となります。
建具関係(海外製を含む)
海外製の建具(扉・ドア)を施主支給したい!と思っている人も多いですよね。
うん…実は考えているんだけど…
でも…ちょっと難しいんだよね!
難しい理由は、開き方向の向き(吊元)の説明が難しいからです。
図面を渡してお願い出来ればいいですが、ネットショップなどで買う場合は自分で手配を行わないといけません。
これが意外と難しいです。実際にプロでも間違えが多いです。
建築の業界にいれば問題ないかもしれませんが、他業界であればちょっと難しいかもしれません。
海外製食洗器
ミーレやボッシュなどの海外製食洗器は憧れますよね。
うん!導入したいと思っているよ!
施主支給する場合は本当に打合せが必要だよ!
最近では海外製の食洗器を増えてきているために、だいぶ問題は解消されてきています。
しかし、大変なのは変わりありません。確かに費用的には安くなりますが大変な苦労をします。
何が大変なの??
工務店や、場合によってはキッチンメーカーとの打ち合わせだよ!
基本的には、自分が詳しくないために色々な人に確認をしていくことになります。
正直、その作業が面倒です。任せれば、失敗されたとしても相手の責任ですが、もし自分が失敗すれば何十万も損することになります。
個人的には、面倒で失敗のリスクが高い商品はやめた方が無難です。
タイル
タイルは手配は簡単なんですが、割れが発生する可能性が高い商品です。
そのため、割れた場合の誰が悪いのか…が判断しにくいです。
配達中?現場に置いた時に誰かがぶつかった?工事中に職人さんが割った?など割れた原因が難しいです。
そのため、割れた時は再手配を行わないといけないですし、基本は自分が手配しなければいけないケースが多いです。
その時の費用負担も自分になる可能性が高いよ…
しかも、割れていることが発見するのは工事を行う時です。
つまり、工事も遅れる可能性があるためタイル関係は少し難しい商品です。
最初から少し多めに手配しておくことが一番のコツです(余る可能性もあります)
施主支給するのはやめた方がいい商品
これは施主支給したらダメだよって商品ってあるの?
やめといた方が良い商品について解説するよ!
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キッチン・お風呂・トイレ
水回り関係は正直な話、よっぽどの知識がない限りはやめた方が無難です。
その理由は、必ずメーカー側と住宅会社側で打合せが必要になるからです。
施主であるあなたが、確認事項に全て答えることが出来るほどの知識があれば問題ありません。
しかし、一般的には不可能ですよね…
工事を管理するハウスメーカーや工務店側も負担が掛かるからしたくないよ
また、やらない方が良い理由はもう一つあります。
通常は2年保証が多いですが、ハウスメーカーや工務店は設備機器を10年保証していることが多いです。
保証期間が長くなること・打合せが大変であることを考えると、施主支給には向かない製品です。
窓(サッシ)・玄関ドア関係
窓や玄関は施主支給には向きません。
どうして向かないの?
向かない理由は大きく2つだよ!
- 窓はガラスが入っているケースが多く割れた場合の再手配が面倒
- 玄関ドアはキズが付きやすい(仮説ではなく養生の場合)
- 現地への搬入が大変
キズや割れに関してはどっちが悪いか判断がつきにくい
ガラスが割れていた・キズが付いていたのは、最初からの可能性もゼロではありません!
パッと見は大丈夫でも、見落としていたってこともあるからね!
窓のサイズが大きい場合、搬入も大変なためやめておいた方が間違いないです。
施主支給に関するよくある質問
施主支給のメリットとデメリット
念のため、施主支給のメリット・デメリットについても解説しておきます。
施主支給のデメリット
施主支給のメリットは大きく2つです。
- 価格を抑えることが出来る
- こだわりの製品を採用できる
一番のメリットは、費用を抑えることが出来ることです。
予算が足りないけど…絶対にこれを採用したい!って人にはおすすめです。
また、この製品を設置したいけど、ハウスメーカーや工務店側に取り扱いがなくて出来ないって言われるかもしれません。
そんな時は、自分で準備を行うことで設置することが可能になります。
施主支給のメリット
施主支給のデメリットは大きく4つです。
- 製品の保証が効かない
- 費やす時間とパワーがいる
- ローンに組みこむことが出来ない
- 失敗する可能性がある
まずは保証が効かないってことです。全ての商品は壊れるリスクがあります。
ただ、簡単に壊れるものでもないからね!
他にも、費やす時間とパワーが必要になります。
費用が安くなるために頑張れるかがポイントとなります。
また、住宅ローンに含めることが出来ないケースが多く、全て現金払いになることやサイズや量を間違えて失敗するケースもゼロではありません。
まとめ:施主支給でおすすめな商品とおすすめしない商品は?
施主支給でおすすめな商品を解説してきました。
施主支給で大事なことは、ハウスメーカーや工務店に依頼した場合と、どれくらい価格の差があるのかです。
価格の差を確認後、支給をした方がいいのか、そのまま任せた方がいいのかを判断すると良いですね。
施主支給は失敗など(手配の量も間違えなど)のリスクも大きいです。
では本日のまとめです。
タップするともう一度読めます。
最後まで見て頂きありがとうございます。
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