最近は家の中にいるってことが多くなりました。
大きく変化したのは在宅勤務やオンライン授業が多くなったことです。
そのため、家の中で机に向かって作業することが増えてきています。
だから、スタディースペースが人気なんだよ!
ライフスタイルの変化により、今需要が増えているのがスタディスペースです。
個人の部屋がなくても、家族ひとり一人が作業できる場所があれば家での生活が快適になります。
でも…スタディースペースってどんな風に作ればいいのかな?
他にも、どんなところに作ったらいいの?など、様々な疑問がありませんか?
- スタディースペースってどんなところに作ったらいいの?
- 広さや奥行きはどのくらいがベストなの?
- 注意すべきポイントは?
普段から多くの間取りを見ている私が、失敗しないスタディスペースの作り方を解説していきます。
本記事を読んでから家づくりをスタートすれば、よりよい住まいになること間違いなしです。
スタディスペースで後悔しないおすすめの間取りは?
スタディスペースを作るといっても、どこにどんなふうにつくればいいかわからない。
という人必見です。
おすすめの間取りを紹介します。
気になる場所へタップして移動出来ます。
リビング
家の中で一番広い場所と言えばリビングです。
リビングの一部にスタディスペースを作れば、他の部屋にわざわざスペースを作って狭くすることもありません。
書斎のようにわざわざ部屋を作る必要もないよ!
ダイニングテーブルの後ろにカウンターを1枚取り付けるだけで書類や郵便の整理もできます。
また、子供の宿題をリビングでやってもらうことで、家事をしながらでも様子が見れるので安心できます。
キッチンの近く
キッチンの後ろ、もしくは斜め後ろにカウンターを1枚取り付けることで、家事スペースとして使うことができます。
- パソコンやタブレットでレシピを検索
- レシピ本を広げながら料理を作る
- 子供の学校からの連絡を確認する
- 料理の休憩中にちょっと本を読む(わざわざ他に行かなくてもよい)
使い道はさまざまだけど、便利はいい
今まではダイニングテーブルでやっていた作業も、キッチンの近くにカウンターを設けることでダイニングテーブルを散らかさずに済みます。
このテーブルを散らかさないっていいかも!
スキップフロアの部分
スキップフロアって何??
リビングから階段で数段上がったフロアのことだよ!
リビングと同じ空間だけど違う空間にも感じることが出来ます。
同じリビングでも高さが変わることで空間が分けられるので、机も配置しやすいですし集中しやすいです。
- 同じ空間のため目が届く
- リビングの空間を広く感じることが出来る
- 適度に個室感がある
吹き抜け周りの部分
1Fに広いスペースが取れない…って人は2階にスタディースペースを作ることも効果的です。
吹抜け周りのスタディスペースは、リビングを上から見下ろすようなイメージです。
2階の空間と1階のリビングの空間をつなげ、その部分にカウンターを作ってスタディスペースにします。
- 吹抜け部分は音が聞こえるので、ほどよく家族の声が聞こえる
- それでいて見えない場所のため集中しやすい
- 個室(書斎など)を作りよりは狭いスペースで問題ない
和室
和室は、リビング横に作られるケースが多く小上がりになっている場合もあります。
そのため、キッチンからでも見える位置になり使い道としてはバッチリです。
和室は小さい時だけで、後から使われないって話もあるけど…
そう!だから和室のスタディースペースは有なんだよ!
小さい時は遊び場・昼寝スペース、大きくなったらスタディースペースとして使えば使い道は無限に広がります。
和室に作るのであれば和室の雰囲気を崩さない作りがポイントです。
- カウンターの色は畳や壁紙の色に合わせる
- 畳は半畳タタミの方が合わせやすい
- カウンター下を掘りごたつのように足が入るスペースにすると姿勢が崩れない
廊下
廊下にスタディースペースってイメージ出来ない!
そうだね!廊下は狭いってイメージだからね!
廊下は通路部分になるためにイメージが湧かない人も多いでしょうが、廊下に作ることで空間を無駄なく使うことができます。
カウンターがあるだけでスタディスペースとしても、一時的な物置としても最適です。
リビングの空間が広く取れない場合など、廊下を少しだけ広くすることで
スタディースペースへ早変わり出来ます。
ただし、収納部分が減ってしまうなどのデメリットもあるため、生活スタイルに合わせて考えてみると良いでしょう。
階段下のデッドスペース
階段を作る時に、階段の段板より下にデッドスペースができます。
階段下を有効活用出来るよ!
階段下部分にカウンターをつけてスタディスペースを作る方法です。
デッドスペースを無駄なく使うことができる上に、各居室を狭くすることもないので一石二鳥です。
1人分のスタディスペースとしては十分な広さが作れます。
スタディスペースで後悔しないために押さえるべきポイント
スタディスペースを作った後に後悔することはもったいないです。
確かに…後悔はイヤだよね…
後悔しないための対策はやろう!
スタディスペースをよりよい空間にするために知っておいてほしいポイントを解説します。
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また、使い方の変化についても紹介していきます。
子どもが成長した後の使い方
スタディスペースを子供が使っている場合、成長した後にスタディースペースを使わない可能性があります。
使わないスペースがもったいないかも…
使われなくなった場合の使用例を紹介するよ
使わなくなった時にどうするかを事前に考えておくことで、無駄なく使用できます。
書類整理スペースとして使う
郵便物や家電などの契約書関係をひとまとめにしておくスペースとして使うことをおすすめします。
書類関係をなくさないためにも、ボックスなどでカテゴリー分けして収納すると便利です。
必要な時に必要な書類を取り出すことができます。
郵便を受け取ったらここに置くってするのも有かな!
確かに、決まり事を決めておくと大事な書類をなくさないね!
家事スペースとして使う
家事スペースって例えばどんな感じ?
例としてあげるよ!
- 料理をする時に必要な情報(料理本・雑誌・タブレットなど)を置くスペース
- アイロン台として利用する(床に置くより立ってした方が楽)
- 買い物した後に一旦置いて整理するスペース
- 買い物袋やエプロンを一時的に置くスペース
使い方は色々ある
収納スペースとして使う
椅子をなくし、カウンターの上と下にカラーボックスやカゴを置いて収納スペースとして活用できます。
ボックスの大きさによって中に収納するものを変更できるので、自由度が上がります。
カウンターを付け加えて、本棚にしてしまうのもおしゃれだね!
飾り棚として使う
見せるものを置くってことも出来るよ!
- 写真たて
- 花瓶
- お正月やクリスマスの季節品
- 子供が作った作品など
使い方は色々ある
収納をどうするかを考える(カウンターだけじゃダメ)
スタディスペースを作ったときに、カウンターだけだと十分な収納が取れません。
収納がないと、机の上がゴチャゴチャになるから収納は考えよう!
そこで、収納を増やす方法を説明します。
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カウンターを追加する
カウンターを追加するってどういうこと?
簡単に言えば机の引き出しをイメージして!!
デスク用のカウンターを15センチほど開けて2段に設置する。
そうすると、ノートパソコンや文房具、書類関係を引き出しにしまうような感覚で収納することができます。
注意点としては、足が入る部分の高さが低くなってしまうので設置するときは高さをよく確認してから取り付けましょう。
本棚を作る
カウンターの上に棚を2段程取り付けると、本や教科書を収納するのに便利です。
奥行きはデスク用のカウンターより短いほうが頭をぶつけずに済みます。
A4サイズのファイルがしまえるぐらいの奥行き30㎝程度を作るとOK!
キャスター収納を取り入れる
カウンターの下に、ホームセンターなどに売っているキャスター付きの収納を収納しましょう。
カウンターを使うときは引き出して、教科書などを置くこともできます。
引き出しタイプであれば文房具などの小物も収納することができるので便利です。
あらかじめ購入予定の収納のサイズを確認してピッタリの高さやサイズでカウンターを作るとシンデレラフィットします。
自然光が入る窓の計画を行う
スタディスペースを明るく保つために窓の位置に気を付けるようにしましょう。
絶対に窓って必要かな??
絶対じゃないからね!窓を設置出来ない場合は無理に作る必要はないよ!
ただし、基本的には明るくなるように窓の位置を計画します。
おすすめは、カウンターの左右どちらかです。パソコンなどを使う場合は画面が見にくくなります。
他にも、側面が難しければ高窓にして光を入れるでもOKです。
まぶしくならないように窓の高さは座った時の目線より下には設置しないようにしましょう。
勉強に適した照明計画
スタディスペースで重要なのは明るさです。自然光も大切ですが、夜間は照明を使います。
空間に合っていない照明を使うとかえってストレスを感じやすくなってしまうので気を付けましょう。
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ブラケットライト
壁に直接取り付けるライトです。
椅子に座って目線より少し上に取り付けると視界の邪魔になりません。
本や教科書にもしっかりと光が当たるのでストレスなく使うことができます。
ただし、壁に直接取り付けるためあらかじめライトの位置を決めなければいけません。
後からずらすことができないので、よく考えてから位置を決めましょう。
デスク用ライト
学習机用の後付けライトです。
コンセントにつないで使うので、後から移動することもできます。
デメリットはコードが散らかることかな!
デスク自体が狭くなる・コードが散らかりやすくなるので、コードを束ねるなどして工夫して使うようにしましょう。
配線口を取り付けるなどしてデスクの下に配線を持っていく方法も良いです。
おすすめしないライトはダウンライト
デスクの照明計画でおすすめしないのは、ダウンライトです。
ダウンライトは何でダメなの?
場所によってはちょっと影になりやすいよ!
カウンターの真上に設置した場合、自分の影で本や教科書が見えにくくなってしまいます。
勿論、ダメではありません。ダウンライトを使用してみて微妙だったら
別にデスクライトを併用すれば問題ありません。
スタディスペースの広さ・奥行き・高さはどのくらいがベスト?
スタディスペースを作るにあたっての具体的な寸法をお伝えします。
実際に使うときのことをイメージしながら決めていきましょう。
気になる場所へタップして移動出来ます。
机のサイズ | |
---|---|
机の横幅 | 1人用ならば90㎝以上 2人用ならば160㎝以上~200㎝あればOK! |
机の奥行 | 最低でも45㎝ 出来れば60㎝は欲しい |
机の高さ | 70㎝基準 |
イスの高さ | 調整できるタイプのイスにする |
机の広さ(横幅)はどのくらい必要?
机の横幅にってどのくらいあった方がいいの?
横幅は使う人数によって変わってくるよ!
例えば、子供が一人の場合は、1人用のサイズでもOKです。
ただし、一緒に勉強をすると考えると、2人用として考えた方が使い勝手はかなり良くなります。
机の奥行きはどのくらい?
机の奥行きは、だいたい45㎝〜60㎝の間で選ぶようにしましょう。
書斎のデスクは40㎝〜45㎝が多いですが、学習机の場合は60㎝前後が多いです。
今は、オンライン学習もあるため、可能であれば60㎝程度は欲しいです。(パソコン+教科書ノート)
机の高さはどのくらい?
机の高さは標準で、70㎝か75㎝です。
それ以上高かったり低かったりすると使いにくくなるので注意しましょう。
また、お子さんが使う場合などは机の高さよりも椅子で調整することをおすすめします。
机のサイズ | |
---|---|
机の横幅 | 1人用ならば90㎝以上 2人用ならば160㎝以上~200㎝あればOK! |
机の奥行 | 最低でも45㎝ 出来れば60㎝は欲しい |
机の高さ | 70㎝基準 後は身長で検討 |
スタディスペースで後悔しないために注意すべき場所
失敗しないスタディースペースにするにはどうしたらいい?
失敗しないために注意すべきポイントを解説するよ!
気になる場所へタップして移動出来ます。
コンセントの数や位置に注意
机の照明やパソコン・タブレット・スマホの充電など、今は充電しながら使うケースが非常に多いです。
せっかくの新築でタコ足配線は避けたいよね!
うん!すっきりとした計画をおすすめするよ!
- 常につないでおくものは机の下にコンセントを作り配線口で下から持ってくる
- パソコン・スマホ・タブレットなどは近くの方がいいため机の上に持ってくる
スタディースペースを書斎兼用にする場合はプリンター・シュレッダー関係は下のコンセントを使うと便利です。
机の上で使うかもしれない物:加湿器・ミニ扇風機・オーディオなども頭に入れておこう
椅子選びに注意
スタディスペースの椅子を選ぶときは、ひじ掛けがない椅子にしましょう。
どうしてひじ掛けがないタイプがいいの?
イスが完全に収納できるか分からないからだよ!
カウンターの高さによっては、ひじ掛けが当たってしまって椅子を引くことができなくなってしまいます。
そうなると、使いづらいだけではなく通路の邪魔になってしまいます。
どうしてもひじ掛けが欲しい場合は、椅子の高さが調整できるものを選びましょう。
カウンターの厚みに注意
カウンターでスタディスペースを作る場合は、カウンター自体の厚みを必ず確認しましょう。
カウンターの厚みによっては狭くなるかも?
カウンターの厚みは3~4㎝ぐらいであれば、脚やその下に置く収納が収まるスペースが十分取れます。
しかしながら、重厚感を持たすために9㎝前後の厚みのカウンターをすすめられる場合があります。
70㎝の高さの場合、脚が収まるスペースが60㎝ほどになり、少し窮屈に感じる場合があります。
失敗しないために、あらかじめカウンターの厚みはチェックしておきましょう。
壁紙の選び方に注意
一般的に、家の壁紙のベースの色はホワイト系にすることが多いです。
しかし、スタディスペースを作る場合に正面の壁紙がホワイト汚れが目立つ可能性が高いです!
鉛筆やペンの汚れ、足元のつま先が当たる部分だけ汚れる可能性があります。
スタディスペースの正面の壁紙はアクセントとして少し濃い目の壁紙を選ぶことをおすすめします。
汚れがついたとしても目立たないようにしたほうがストレスも少ないです。
アクセントクロスとしても効果的だよ!
スタディースペースの間取りで後悔・失敗したくない人は…?
とにかく間取りに失敗はしたくない!
実際にそう思っている人は多いですよね…
間取りの失敗をなくすためには、良い建築会社・良い設計士に出会うこと・多くの間取りの比較をすることです。
つまり、沢山の間取りを見るってことも大事だよ!
そのために、ある程度の数の会社を回って話をして間取りプランを見ることが非常に大事です。
間取りで失敗したくない人は大変ですが多くの会社から間取りを貰うようにしましょう。
もっと簡単に間取りを貰う方法ってあるの?
簡単に間取りを貰う方法もあるよ!
今はネットで、間取りを簡単に貰うことが出来ます。
実際に私が貰った間取りとプランになります。
簡単に間取りが貰えるサービスなので是非使ってみて下さい。
\ みんなも利用しているよ! /
実際に私も利用したよ!
使ってみた口コミを知りたい人はこちらを参考にして下さい。
まとめ:失敗しないスタディスペースの作り方!
スタディスペースを失敗しないためには、注意するべきポイントを抑えるということです。
そうすることで、快適なスタディースペースになります。
では本日のまとめです。
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