物置は、家の中(特に玄関)に置いているものを収納することで、家の中を広くすることができる優れた商品です。
しかし、設置場所に失敗してしますと使い勝手が悪くなるだけじゃなく、隣人にも迷惑をかける可能性もあります…
そんな物置の設置場所で失敗したくない!と思っていませんか?
うん!物置の設置場に失敗したくない!設置場所に注意点ってあるの?
うん!設置したらダメな場所があるからね!
物置は一度設置してしまうと、後から動かくことはほぼないと言ってもいいので、設置場所に失敗したくないですよね。
そこで本記事では、エクステリア商材を扱うプロの目から、物置の設置場所で失敗しないための対策について詳しく解説します。
最後まで確認して、物置の設置場所に失敗しないようにしましょう。
実際に外構の一括見積もりサービスを利用し、比較することで費用が安くなったと答えた人が9割もいます。
物置を安くするためにも、外構業者へ相見積もりをすることをおすすめします。
物置を設置したら失敗する場所
設置しちゃダメな場所ってあるの?
意外とあるよ。この場所だけはダメっていう場所を挙げるね。
物置を設置してはいけない場所は7つあります。
今計画している人、今後この場所に置こうかなって考えている人は再度チェックしてみて下さい。
家の外壁にぴったりつける
外壁を痛めてしまうリスクを避けるため、物置は外壁にぴったりつくような場所には設置しないようにしましょう。
どうして外壁にぴったりはダメなの?
大きく2つダメな理由があるよ!
- 外壁が湿気にさらされコケやカビが生えやすくなってしまう
- 台風や地震で物置が動いた場合外壁に傷がついてしまう
外壁にぴったりつくような場所に物置を設置するのはやめましょう。
樹木や屋根の下など雪や雨がまとまって落ちてくる場所
樹木や屋根の下など、雪や雨がまとまって落ちてくる場所には設置しないようにしましょう。
雨や雪がまとまって落ちると物置が傷みそう…
強度があるとは言え、リスクは少しでも減らしたいよね!
雪や雨がまとまって落ちてくると物置の屋根が変形、破損・そして雨漏りの原因にもなってしまいます。
結果として物置に置いているものに被害を与えてしまう可能性があります。
雨水マスや水道点検口の上
雨水マスや水道点検口の上には設置しないようにしましょう。
定期清掃や水道が詰まったときに詰まりを解消する工事ができなくなるからね!
点検するために開ける部分が開けられないと点検口の意味がありません。
絶対にこの上はダメって事ね!
給湯器や室外機の前
給湯器やエアコンの室外機の前には設置しないようにしましょう。
給湯器や室外機の前に設置すると以下のようなトラブルが生じてしまう可能性があります。
- 湿気や熱気によって物置が変形、サビてしまう
- 排気の逃げ場がふさがれると給湯器や室外機のトラブルにつながる可能性がある
これらの設備の付近には設置しないようにしましょう。
日当たりを悪くする場所
家の日当たりを悪くする場所に設置することも避けたほうがよいでしょう。
確かに明るい家になったと思ったのに暗くなると最悪だよね…
日当たりが悪くなるとデメリットもあるよね!
- 部屋が暗いと気持ちも暗くなる
- 日中でも照明が必要になり電気代がかかる
- 冬季に寒くなり光熱費がかかる
このようなことを避けるためにも、家の日当たりを悪くするような場所には設置しないようにしましょう。
どうしても窓の前に設置しないといけない場合は?
その時は物置のサイズを小さいものにできないか検討してみよう。
地盤がやわらかい場所
地盤が柔らかいと重みで傾いてしまい、物置がひずんでしまうことから避けるべきです。
物置がひずんでしまえば…
扉の開閉がスムーズじゃなくなるし、劣化も早まってしまうよ!
地盤のやわらかい場所には設置しないようにしましょう。
お隣の迷惑になる場所
物置を置く場所によっては、お隣とトラブルになる可能性があるので
お隣の迷惑にならない場所を検討する必要があります。
具体的にはどの場所がダメなの??
お隣の事を考えてダメな場所
- お隣の日当たりや風通しを悪くする場所
- 物置の雨水がお隣の敷地に排水してしまう場所
物置によっては後部ではなく前部に雨水を排水出来るものもありますので
設置する場所によって種類を選択する事も出来ます。
その他メーカーの取説で設置不可の場所
物置メーカーで設置したらダメな場所を解説しているよ!
業者は設置しないと思いますが、DIYでも設置はダメなので確認して下さい。
- マンションのベランダの避難通路
→災害時に避難できなくなるため - ビルの屋上
→強風により物置が転落し甚大な被害につながるため - 崖の上
→地盤が緩んで物置が転落し甚大な被害につながるため
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物置の設置で失敗しないおすすめの場所
じゃあ物置を設置するのにおすすめの場所は?
おすすめはいくつかあるよ!
今から紹介する場所を参考にしてね!
物置を置く場所のおすすめを解説していきます。
気になる場所へタップして移動出来ます
北側
物置の設置場所としては北側はおすすめできます。
理由としては以下のメリットが挙げられます。
- 真夏の直射日光の影響を比較的受けにくい
- デッドスペースになっている場所を有効活用できる
北側はガーデニングにも向かないからデッドスペースになりやすいのね…
そこを逆に活用するという発想だよ
建物の北側に設置することを検討してみましょう。
境界フェンス沿い
物置は敷地の境界フェンス付近に設置することが比較的多いです。
すでにフェンスで仕切っているので物置を置いても圧迫感を感じにくいからです。
加えて以下のようなメリットもあります。
- お隣との目隠しも兼用できる
- お隣もフェンス沿いに設置している場合が多いので、物置を背中合わせで設置できる可能性がある
お隣に影響がある場合は一言断っておくことも大切だよ!
相手の立場になって考えることが大事ね!
敷地の角地
角地はデッドスペースになりやすいので
敷地の角地に設置することができないかも検討してみましょう。
角地に置くことで庭を広く使いやすいよね!
確かに物置のせいで多少は小さくなるから、少しでも広くしたいよね!
敷地のデッドスペースを活用すれば、結果的にほかの場所を有効活用することができます。
敷地の角地に設置することも検討してみましょう。
使う人にとって最適な場所
おすすめの設置場所を挙げてきましたが、実際には収納するものや生活スタイルによって最適な場所は違ってきます。
以下の例を参考にしてみてください。
- 主にガーデニング用具を収納する→庭側
- カー用品をメインに収納→駐車場付近
- 自転車を収納→玄関付近
実際にどんな目的で物置を使用するか具体的にイメージしておくなら自分にとって、使う人にとって最適な場所を見つけやすいでしょう。
それぞれのライフスタイルによって変わってくるのね…
一番は使いやすさだよ!
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物置を設置する時に注意すること
物置を設置するときはどんなことに注意すればいいの⁇
注意しなければいけない事を説明するよ!
気になる場所へタップして移動出来ます。
土台(床面)ではなく屋根の大きさを確保
物置を設置する場所は土台(床面)ではなく屋根の大きさを確保することが必要です。
屋根は土台より大きいため、土台の大きさを確保しただけでは入らないことがあるからです。
- 土台:横1370×縦950㎜
- 屋根:横1480×縦1130㎜
土台よりも屋根が大きくなっていることが分かります。
だから物置を設置するときは屋根の大きさを確保することが大事なんだよ!
土台ブロックの高さを計算に入れる
物置を設置するには物置の高さだけでなく土台ブロックを含めた高さを確保する必要があります。
ブロックの高さを考慮しておかないと、カーポートの下など高さの制限がある場所に
入らないという結果になりかねません。
高さ10㎝のブロックを土台に敷いた場合、高さ10㎝高くなるからね!
高さがギリギリの時は当たって入らないって事になるかもって事だね…
設置するときは高さにも注意しましょう。
組み立ての作業スペースを確保
物置を設置するときは組み立てる作業スペースを確保する必要もあります。
スペースがないと組み立てることができないからね!
どのくらいのスペースが必要なの?
具体的には目安として左右と後方に20cmずつ確保しておくとOK!
開き戸タイプは開口部を確保
開き戸タイプの物置を設置する場合は間口スペースを確保する必要があります。
(BJXタイプ)の場合
- 本体幅900㎜の場合:前部406㎜、右345㎜、左355㎜
- 本体幅1100㎜の場合:前部506㎜、右445㎜、左455㎜
この開口のサイズは確保が必要
開き戸タイプは収納しているものが取り出しやすいメリットですが
狭い場所や奥行きのない場所は不向きなためあまりお勧めしません。
おすすめはコンクリートの上に設置
コンクリートの上は地盤が安定しているので物置がひずんでしまうことを避けられます。
そのため物置の設置場所としてはコンクリートの上に設置することをおすすめします。
コンクリートじゃない場合はどうなるの?
物置の重さに耐えきれなくて沈んだり
曲がったり(ひずんだり)するよ!
物置が水平を保つ事が出来ないため扉がスムーズに開ける事が出来なくなったり
塗装の剝がれやサビの原因にもなり劣化が早まる可能性があります。
なるべくコンクリートの上に設置するようにしよう!
今すでに砂利が敷かれている場合は注意する
砂利を敷き詰めている場所に物置を設置する場合注意すべきことがあります。
それは一度その砂利を取り除く必要があるということです。
どうして砂利の上はダメなの?
砂利の上に土台のブロックを置くといずれブロックが沈み、物置がひずんでしまう危険があるからだよ!
そうならないために一度砂利を取り除いて元の地盤を出し、その上に土台ブロックを設置しましょう。
土の上に砕石を敷いて転圧後、ブロックを敷くと間違いはないです。
砂利はブロックが隠れない程度の深さまで敷き戻す
元の地盤にブロックを設置し物置を組み立てたら砂利をブロックの周囲に戻します。
その時ブロックが隠れない程度に砂利を敷き戻すようにしましょう。
特に物置の下の空間部分に砂利を多く入れすぎると通気性が悪くなってしまいます。
目安として物置の底5㎝ほどは空けておけばOK!
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物置を安く設置するには?
やっぱり安く物置を設置したいんだけど…どうすれば安く設置できるの?
物置を設置するパターンは大きく3つかな!
気になる場所へタップして移動できます。
自分で設置(DIYで設置)
自分で組み立てるなら施工費を節約できるため、安く設置できます。
組み立てを外構業者に依頼した場合かかる費用の目安は以下の通りです。
- 組み立て費用1~3万円
- アンカー工事費用1~2万円
組み立て費用は物置の大きさによって変動します。
場所によっては地盤整地費用が別途必要になる場合もあるよ。
コンクリートの上に設置する場合はアンカー工事費用は2000~5000円くらいで安くなります。
物置はDIYで簡単に設置できるの?
答えは「簡単ではない」です。
自分でやった場合のリスクは以下の通りです。
- 地盤固めが十分でないため物置が傾く
- 土台ブロックの水平を出すことができす物置がぐらつく
- 水平器やアンカーボルトの穴をあけるドリルなど工具を購入する必要がある
- やってみたものの出来ずに業者に依頼する場合、時間と手間の浪費になる
- アンカー工事や物置のボルト締めが不十分でひずみや転倒の危険がある
ある程度、これまでもDIYが好きでやってきた人は出来るかもしれませんが、何もやってきてない人がいきなりするのは、やめた方が無難です。
ホームセンターで購入し、施工も依頼
ホームセンターで購入し、施工を依頼するなら比較的安く設置することができます。
ホームセンターでは普段から定価の30%offで販売していることも多く、セール時期には50%offになることもあるからです。
- 年末セール期(12月)
- 決算セール期(3月)
- メーカーが新製品を出したタイミング(商品の入替)
ホームセンターは組み立て工事も依頼できるため便利だよ。
ハウスメーカー・工務店ではなく外構工事業者に依頼
ハウスメーカーに物置設置も依頼すると費用は比較的高くなります。
どうしてハウスメーカーは高くなるの?
ハウスメーカーは施工を下請け(外構工事工業者)に依頼するからだよ!
つまり、ハウスメーカーの利益を取る分安くなります。
直接エクステリア施工業者を探して依頼すれば、比較的安く設置してもらえます。
外構工事の一括見積もりを利用した方が簡単に外構業者を探せます。
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相見積もりを取って比較する
物置を安く設置するためには相見積もりを取るようにしましょう。
相見積もりとは複数の業者に同じ内容の見積もりを依頼すること
どうして相見積もりが必要なの?
同じ内容でサービスや金額を比較出来るからだよ!
例えば、A社では10万円・B社では15万円の場合、A社に頼みたいと思いますよね?
ただ、B社にしか見積を依頼してなかったら、10万円で工事が出来ると分からないです。
相見積もりは価格の相場を知る上でも大事なんだね!
実際に相見積もりを取って金額が安くなった人が9割もいます。必ず相見積もりを取るようにしましょう。
相見積もりのやり方についてはこちらで詳しく解説しています。
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まとめ:物置の失敗しない設置場所とは?
物置の設置場所に関して一番いいのは新築住宅の設計の際にどこに置くか決めておくことです。
大まかな場所を考えておくだけでもかなり違います。
そしてそのことをハウスメーカーの担当者に伝えておきましょう。
建物の設備が邪魔にならないように位置を調整したり、雨水桝や汚水枡の位置も調整してくれます。
それでは記事のまとめです。
最後まで読んで頂き有難う御座います。
物置に関しては別にも記事にしているので参考にして下さい。
実際に外構の一括見積もりサービスを利用し、比較することで費用が安くなったと答えた人が9割もいます。
ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
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